私も家庭があり、マイホームについては憧れや必要性を感じています。
ただこの物価上昇のなかで、大きな買い物をすることに踏み切れないです。
実はそういった若い子育て世代でのマイホーム促進を目的として「こどもエコすまい支援事業」というものが国交相より事業化されており、最大100万円の補助を受けることができます。
こどもエコすまい支援事業とは？
公式ホームページでは下記のように記載されています。
こどもエコすまい支援事業は、
公式ホームページ
エネルギー価格高騰の影響を受けやすい
子育て世帯・若者夫婦世帯による
高い省エネ性能（ZEHレベル）
を有する新築住宅の取得や、
住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、
子育て世帯・若者夫婦世帯等による
省エネ投資の下支えを行い、
2050年のカーボンニュートラルの
実現を図る事業です。
補助金を受け取れる方の条件、補助金額は以下のとおりです。
子育て世帯とは 申請時点において、子（年齢は令和4年4月1日時点※で18歳未満。
すなわち平成16（2004）年4月2日以降出生の子）を有する世帯令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点若者夫婦世帯とは 申請時点において夫婦であり、令和4年4月1日時点※でいずれかが39歳以下である世帯令和5年3月31日までに建築着工するものについては、令和3年4月1日時点 補助額(補助上限)
注文住宅の新築 新築分譲住宅の購入
1住戸につき100万円
リフォーム
実施する補助対象工事および工事発注者の属性等に応じて5万円※から60万円
公式ホームページ
実はこの事業ですが、2023年9月28日に予算の上限に達したため、終了となっています。
もう受けられないのでしょうか？
こどもエコすまい支援事業の再開はありえる？
こどもエコすまい支援事業の再開についてですが、2023年11月9日にこんなニュースが入ってきました。
2023年度補正予算案の国土交通省分が9日判明した。省エネ性能や耐久性が高い住宅を購入する子育て世帯などに、最大100万円を補助する事業に2100億円を計上。物流の「24年問題」への対応として再配達削減に向けたポイント付与事業も盛り込み、総額は2兆円規模とする。
住宅購入補助の対象は18歳未満の子どもがいるか、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯。省エネ性能が高い場合は80万円、耐久力も兼ね備えた長期優良住宅の場合は100万円を補助する。
朝日新聞
省エネ住宅購入への補助は9月に予算切れで終了したが、物価高騰などを考慮して続ける。外壁の断熱化などリフォーム費用も一部補助する。
一度終了した事業ですが、再開を視野に追加予算を計上し、再開を目指しているようですね。
たかが100万円ですが、キッチンのグレードをあげたり、シャッターを自動にしたりと新築を建てる際には負担が多くなりがちなので、少しでも足しになると嬉しいですよね。
2023/11/10追記
事業案が下記の通り掲載されました。
再開されるのを期待しましょう。
高い省エネ性能を有する住宅の新築 ＜質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援（仮称）＞
こどもエコすまい支援事業は名前を変えて、高い省エネ性能を有する住宅の新築 ＜質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援（仮称）＞として継続するようです。
対象は閣議決定後の11月2日以降に基礎工事より後の工事に着手したものを対象とする予定です。
補助金は下記の通りでこどもエコすまい支援事業を踏襲しております。
- 長期優良住宅 100万円/戸
- ZEH住宅 80万円/戸
いつ頃、振り込まれるかは明記されていないですが、資料を見る限り交付申請期限後の振り込みになりそうです。